atojyadekinaiのブログ

年寄りの白血病ブログ

長い一日

2018年12月19日 内視鏡の結果


内視鏡検査の結果を聞きに
自転車で9時半に家を家を出た。


受付機にカードを通すと
予約していない血液内科の予約が入って居たから
悪い結果が出たと直ぐに分かっちゃった。


消化器内科の待合で結構待たされて
部屋に入って直ぐにがんだったんですか?
と先生に聞いたら
そうですねと言われて内視鏡の写真を見せてくれた。


腫瘍みたいな感じじゃ無くて
薄く全体に広がっている感じのがんだった。
(良く分からないが自分の見た目で)


組織検査でがん細胞が出ている
内視鏡での手術は無理との事。


これからは消化器外科の担当になると言う事になり、
消化器外科に回される事になった。


採血、採尿、心電図、の検査を受けてから
消化器外科に回る様に言われた。




消化器外科でも結構待たされて
説明を受けて
造影剤入りのCTを撮る事になった、
この時点で15時になっていて、
CTが終わったら食事をしても良いですと言われた。


この医師は担当が違うので
次は上部消化管外科、胸腔鏡外科、腹腔鏡外科手術を担当する
医師が説明をすると言う事に。


CTで造影剤を点滴で流すと
頭とか顔が熱くなって
事前に言われていないとチョット怖いかもしれない。
造影剤を入れたので待合で20分休まされた。




終わってからは外に食べに行く気力も無いので、
コンビニであんパンとコーヒーを
買って消化器外科に行き担当の医師の診察を待った。



呼ばれて診察室に入り説明を受けた


冊子を見せて貰いながらの説明で



占拠部位は胸部食道の中部で
頸部、腹部にも転移しやすい。



壁深達度は
早期癌、表在癌、進行癌が有り
俺の場合は真ん中の表在癌で
血管迄逡巡していてリンパにも転移している
可能性が有るかもしれない。



CT検査では転移は見つからなかったそうです。



それで進行度(stage)評価を見ると
リンパ節転移はN0
壁深達度はT1b
でstage1で5年生存率96%
と冊子には書いてあります。




ステージは1だけど
血管にも行っている可能性が有るので
普通は最初に抗がん剤と放射線でがん細胞を叩いてから
手術に入るんだけど
臍帯血移植の時に放射線を当てているので
放射線はもう使えないそうで
今回は抗がん剤だけになる。


抗がん剤も使えるかどうか考えて
血液内科の担当医に確認を取ってくれて
使える事を確認した。



食道がんは結構進行が早いがんなので
予定を調べてくれて
1月4日に1週間程入院して
抗がん剤をやって
早ければ28日に手術の予定となった。




その後看護師から色々説明が有って
まず術後に呼吸器機能のリハビリ用にコーチ2
と言う器械をコンビニで買って来て下さいと言われて
買って来た。



これがそれで
息を吐いて右横の四角の中に浮きみたいのが
留まる様に息を吸い込む
一杯に吸い込んだら3~5秒止めて
息を吐く
それを三回程繰り返す
それを一日何回もやる


これを今日からやって下さいと言われた。



1月4日の入院の為に大部屋の予約も入れさせられた。





それらが終わってから
やっと血液内科の先生を呼んで貰い
先生の予約が入って居たので
悪い結果だったんだと分かりました
と話した。



でも早く見つかって良かったですと
お礼は言って置きました。



入院したら消化器外科の先生と連携して
面倒を見て貰えるそうなので
安心して任せたいと思っている。




全部が終わったら18時になっていて



外に出たら
クリスマスのイルミネーションが
むなしく輝いていた。





これから家に帰って
家族に何と言おうか
女房は手術を終えたばかりでまだ具合が良くないし
でも日にちが無いし



結局、
言わない訳には行かないから
嫁さんには詳しく話して
女房には詳しい手術内容は
話さないようにした。



食道を取って
リンパも何か所も取って
首の骨も動かして
なんて話はとても聞かせられないからな。




全部一人で聞いていたので
聞き間違えて所も有るかもしれない。


と言う事で
長い一日だったな。



これからは
食道がんの話がメインになって来ると思います。

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