食道がんの事①
病院から頂いた冊子から引用させて頂いて食道がんの事を書いてみたいと思います。
食道がんとは
食道がんは一般的に治り難いがんの代表と言われているが、
近年のがん療法の進歩により
飛躍的に治療成績は向上しています。
特に日本では手術における治療成績は世界でもトップレベルと言われています。
従来このように言わていた背景には
手術が非常に難しく(手術による死亡率が数%)
長時間(約10時間)掛かる為に
身体に掛かる侵襲(負担)が大きくなり
その結果として手術成績が悪い
(特に手術件数の少ない病院では成績が悪いです。
もともと食道がんに掛かる患者は、他の消化器がんに比べ極めて少なく
年間20例以上の手術をこなしている外科医は極めて少ないのが現状で
この手術件数を行う事で初めて信頼できる手術が出来ると言っても過言ではありません)
有効な抗がん剤が無い、などの問題が有りましたが
手術法の改良、新抗がん剤の登場によって改善されて来ています。
特徴として、早期食道がんの治癒率は非常に高いと言う反面
少しでも進行すると早い時期からリンパ節に転移して
治癒率が低くなると言う事があげられます。
危険因子
食道がんには発癌の原因となる危険因子が存在します。
基本的には常に食道に刺激が加わるような環境が危険因子と言われています。
①男性(男性:女性=4:1)
②55歳以上
③喫煙者
④アルコール多飲者
に多い疾患と言われています。
特に喫煙とアルコール多飲が重なると発症率は数倍になります。
他に食道に強い刺激が加わるものとして
腐食性食道炎、食道アラカシア(弛緩症)、バレット食道
などの病態が数年~数十年続くと
食道がんの発症率が高いと言われています。
また、頸部悪性腫瘍の合併率も高いです。
俺に当てはまる事
危険因子では全部当て嵌まっちゃうかな
でも、喫煙は内孫が生まれてからは禁煙したから
9年経っているかな。
アルコールは好きだったけど
白血病になってからは飲めなくなったから
5年以上は飲んでいないな。
辛いのは好きだったから
キムチチゲとかカレーも辛くして食べてた。
喉が沁みる様になってからは食べなくなったけど。
担当してくれる医師は手術の件数は130例以上しているとの事なので
安心して任せます。
危険因子に当てはまる方は一度検査してみてはどうですか?